気流式微粉砕技術
粉砕原理と特長
① 原料は、微粉砕機本体へ円周方向へ供給されます。
② 機内の高速ロータで発生している旋回流で高速回転し、粉砕室へ導入されます。
③ 粉砕室ではロータ中心部より回転羽根の半径方向に粒子が加速され、外周部を旋回する粒子と高速で
② 機内の高速ロータで発生している旋回流で高速回転し、粉砕室へ導入されます。
③ 粉砕室ではロータ中心部より回転羽根の半径方向に粒子が加速され、外周部を旋回する粒子と高速で
衝突します。
④ 羽根が回転したあとにできる接線方向の空気の渦及び羽根の表面にできる飛行機の翼端渦流同様の法線方向の
④ 羽根が回転したあとにできる接線方向の空気の渦及び羽根の表面にできる飛行機の翼端渦流同様の法線方向の
空気の渦が、羽根の回転により発生する旋回気流で高速回転します。その渦流と旋回気流により粒子衝突が
加速度的に増幅し、微粉砕が進みます。
⑤ 粒子衝突により粉砕された粒子は、分級室へ移動します。
⑥ 高速旋回気流にて粗粒のみを一旦微粉砕機外へ排出されます。
⑦ 排出された粗粒は、回転軸上に配置された再導入ラインより、微粉砕機回転ロータ部分へリターンします。
⑧ 再導入された粗粒は、羽根の回転によって加速されて粉砕室に到着し、粒子衝突して再度微粉砕されます。
⑤ 粒子衝突により粉砕された粒子は、分級室へ移動します。
⑥ 高速旋回気流にて粗粒のみを一旦微粉砕機外へ排出されます。
⑦ 排出された粗粒は、回転軸上に配置された再導入ラインより、微粉砕機回転ロータ部分へリターンします。
⑧ 再導入された粗粒は、羽根の回転によって加速されて粉砕室に到着し、粒子衝突して再度微粉砕されます。
ポイント
◆ 回転ロータ、羽根は旋回流を発生させます。
◆ 粒子を半径方向に加速させる役割をもちます。
◆ 旋回流による粒子衝突(自生粉砕)が主たる粉砕作用であります。
※ ブレードや反発板と粒子を衝突させる衝撃粉砕とは原理的に異なります。
◆ 粒子を半径方向に加速させる役割をもちます。
◆ 旋回流による粒子衝突(自生粉砕)が主たる粉砕作用であります。
※ ブレードや反発板と粒子を衝突させる衝撃粉砕とは原理的に異なります。
◎ 温度上昇が少なく、熱に弱い材料の微粉砕に適します。
◎ 消費電力が少なく、ランニングコストが安価です。
◎ 機械の摩耗が少なくコンタミの発生を抑制します。
◎ 消費電力が少なく、ランニングコストが安価です。
◎ 機械の摩耗が少なくコンタミの発生を抑制します。